研修ファイル「血圧について」

2014.09.17 Wednesday

リビングデイサービス研修ファイル
『利用者、家族、職員が共に学ぼう』 2014.9.17号
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血圧について

 人間ドックの検査で「健康」とされる血圧などの基準について、人間ドック学会などが作る専門家委員会は2014年4月に、現在の基準の範囲を、大幅に緩めるべきだとする調査結果を発表しました。
 従来の正常血圧が、収縮期血圧130未満かつ拡張期血圧85未満(正常高血圧は130〜139または85〜89)であるのに対し、新たに提唱された正常血圧基準範囲は
収縮期血圧88〜147、拡張期血圧51〜94となっています。
(出典:huffingtonpost)

 デイサービスでも、毎朝利用者の血圧測定を行っています。
 朝からお嫁さんとケンカしてきたという方が、カッカして怒りながら計ると、なんと200近く、ビックリするくらい高い数値が出ることがあります。でも時間をおいて、落ち着いてから計り直すと、40〜50位下がっていたということも、珍しくありません。
 寒い朝に、自宅で血圧を測ったら高かったけど、あたたかいデイサービスに来て計ったら、正常値だったという方もおられます。
 そんな例を毎日のようにみていると、血圧は気候や気分などによって、大きく変動することが、よくわかります。
職員は血圧計の数値だけでなく、元気があるかどうか、顔色や、しゃべり方はどうか、手や足は冷たくないか、いつもと違うにおいはしていないかなど、一人一人のお年寄りの状態を、目で耳で手で鼻で感じ、記録するようにしています。
 検査の数値だけで判断することなく、その人の状態が、どこか、いつもと違うことはないかどうか、五感をフルに働かせて、注意してみることが大切なのです。
(施設長 小坂直樹)
 
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