ほんとうの家族(チャペルアワーより)

2017.05.20 Saturday


『ほんとうの家族』

 イエスはユダヤの国のガリラヤ地方にあるナザレ村の、大工のヨセフの家に育ちました。
 小さな頃から勉強熱心で、家の仕事をしながら、時間があれば聖書を読んでいました。子供なのに、大人たちと堂々と神の教えについて語り合うイエスの姿を見て、母のマリアは驚きました。
 イエスは30歳の頃に、家を出ていきました。仲間を集めて、満足にごはんを食べられないホームレスや、病気の人のところへ行って、パンをわかちあい、神の恵みを伝えて歩く活動をはじめたのです。
 イエスから食べ物と希望をもらって、病気が良くなる人も、たくさんいました。その人たちが言いふらしたので、イエスはどんな病気も治すという、うわさが国じゅうに広まりました。
 イエスの人気をねたんだ学者たちは、イエスが病気を治せるのは、イエスが悪魔に取りつかれて、悪魔の力を使っているからだという、悪いうわさを流しました。
 それを聞いたイエスの家族は、とても心配になりました。イエスの弟たちは言いました。「兄さんは気が狂ってしまったんだ。病人のいやしなどやめさせて、家に連れて帰ろう」
 ある日、イエスにいやしてもらおうと、たくさんの人が集まっているところへ、母と弟たちがやってきました。人垣の向こうから「家へ帰れ」と呼んでいます。イエスは、自分の回りを囲んで座っていた仲間たちに言いました。
「わたしの母、わたしの兄弟とは誰ですか?
 自分の家族だけでなく、どんな人も、分けへだてなく大切にしなさいという神の教えを、わたしと共に行う、あなたたちこそが、わたしの兄弟であり、姉妹であり、母なのです」
(新約聖書マルコ福音書3章31節から35節による創作)

『あなたは?』
家族よりも、親しい友だちはいましたか。
それは、どんな人でしたか。あなたに、どんなことをしてくれましたか。
みんなで、思い出を話し合ってみましょう。

 

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