『不倫の女』(チャペルアワーより)

2017.08.05 Saturday

『不倫の女』

 イエスは、世間の人が近づきたがらない重い病気の人や、差別された職業の人とも分けへだてなく付き合い、食事を共にし、希望を語りました。

 そんなイエスの行いが、しだいに人々から評価されてくると、学者たちはイエスを激しくねたみました。そして、どうにかしてイエスの落ち度をみつけて、訴えてやろうとしました。

 ある日、学者たちが一人の女をつれて来て、イエスに問いました。

「先生、この女は不倫の現場でとらえられました。ユダヤの法律では、こういう女には石を投げつけて、打ち殺すことになっています。わたしたちは、どうすべきですか」

 イエスが「女をゆるせ」と言えば法律違反で訴えてやろう。「石を投げよ」と言えば、日頃イエスが教える神の愛とは違うと追求してやろうと思い、学者たちはカッカしてイエスに注目していました。

 イエスは、その場にいた人たち皆に言いました。

「あなた方の中で、罪を犯したことのないものから、この女に石を投げなさい」

 すると、まず年寄りがその場を去り、続いて一人また一人と、女を取り囲んでいた学者たちも野次馬たちも、誰もいなくなりました。

 ひとり残った女に、イエスは言いました。

「わたしも、あなたを裁かない」

(新約聖書ヨハネ福音書8章3節〜11節による創作)

 

『あなたは?』
悪いことをした人は裁かれるべきだと思いますか。

あなたは、イエスのように罪人をゆるすことができますか。

できないとしたら、それはどうしてでしょうか。

(正解はありません)建前ではなく、本音で話し合ってみましょう。

(写真は本文とは関係ありません)

 

コメント
コメントする
トラックバック
この記事のトラックバックURL