貧しい老婆の献金(チャペルアワーより)

2017.06.03 Saturday

『貧しい老婆の献金』

 

 イエスと弟子たちが、神殿の前を通りかかったときのことです。

 たくさんのお参りの人が、さい銭箱にお金を投げ入れていました。

 りっぱな仕立ての服を着た、大金持ちの男がやってきて、回りの人に見せびらかすように、何十枚もの金貨をさい銭箱に入れました。

 次にやって来た、厚化粧の女は、ふところから大きなサイフを取り出すと、その中にあった10枚の銀貨の中から、1枚をさい銭箱に入れました。

 そのうしろから、みすぼらしい服を着て、しわだらけの手をした年寄りの女が、さい銭箱に近づいていきました。

 その老女は、ぼろぼろのサイフに入っていた、たった2枚の銅貨を、2枚ともさい銭箱に入れたのでした。

 その様子を見ていたイエスは、弟子たちに言いました。

「あのおばあさんは、ほかの誰よりも多く捧げましたね」

 けげんな顔をしている弟子たちに、イエスは言いました。

「金持ちたちは、あり余るお金の中から、ほんの一部を捧げただけです。

でも、あのおばあさんは、貧しい暮らしの中から、自分の生活に必要なお金のすべてを捧げたからです」

(新約聖書マルコ福音書12章41節〜44節による創作)

 

『あなたは?』
さい銭やお布施、お供え物以外に、神に捧げられるものには、どんなものがあるでしょうか。
どんなものが神に喜ばれると思いますか。
あまりかたく考えずに、思いついたことを話し合ってみましょう。

 

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