『税金は納めるべきか』(チャペルアワーより)

2016.08.17 Wednesday

『税金は納めるべきか』


 ユダヤの国で、イエスの良い教えが知られ、その評判が高まってくると、それをねたむ学者たちは、なんとかして、イエスのことをおとしめてやろうと、必死になっていました。
 それで、イエスが答えられないだろうと思う質問を、一生懸命に考えました。
 ある日、学者たちはイエスにたずねました。
「わたしたちユダヤ人は、ローマ帝国の支配を受けて、自由を奪われています。そこで、ローマの皇帝に税金を納めることは、正しいことでしょうか」
 学者たちは、イエスがどう答えても、責めたててやろうと、待ちかまえていました。
 ローマ皇帝に税金を納めることが『正しい』といえば、ユダヤ民族の裏切り者だと非難できるし、『正しくない』と言えば、あなたは脱税を勧めるのかと非難できるからです。
 イエスは、そんな学者たちに聞き返しました。

「あなたの持っている銀貨には、何が刻まれていますか」
「皇帝の顔が刻まれています」

と、学者たちは答えました。

 そこで、イエスは言いました。「皇帝の物は皇帝に、神の物は神に返しなさい」
学者たちは、堂々としたイエスの物言いに驚いて、それ以上何も言えなくなってしまいました。

(新約聖書マルコ福音書12章13節〜17節による創作)

 

『あなたは?』
税金は納めるべきだと思いますか。その理由はなんでしょうか。
イエスが「神の物は神に返しなさい」と言われたのは、何を神に返せと言ったのでしょうか。
みんなで、思いついたことを話し合ってみましょう。

 

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