いやされた女(チャペルアワーより)

2018.05.13 Sunday

『いやされた女』

 ある町に、12年間も出血の止まらない女がいました。医者も治せず、全財産を治療のために使い果たしていました。

 女がつらいのは病気だけでなく、けがれた女として嫌われ、差別されることでした。

 その頃、イエスという人が、自分のようにひどい病気の人のところに来て、癒してくれるという噂を聞きました。

 ある日、町から大きな声がしました。「イエスが来たぞ!」女が外に出ると、すごい人だかりです。

 町じゅうの人が、イエスのまわりに集まっていました。

 女は、せめてイエスの服にでも触れられれば病気は治ると信じて、イエスに向かって走り出しました。

 人垣に飛びこんで、地面に倒れこみ、イエスの服のすそにふれたそのとたんに血が止まり、女は自分が癒されたのを感じました。

 気配を感じたイエスは言いました。

「今、わたしにふれたのは、誰ですか?」

 女は勝手にイエスにふれたことを、叱られるのではないかと、びくびくしていました。しかし、イエスは笑顔で女に言いました。

「あなたの信じる心が、あなたを救ったのだよ。健康を祈っているよ」

 女は病気になって初めて、自分を差別せずに笑顔で祈ってくれる人に出会い、心から癒されたのでした。

(新約聖書マルコ福音書5章25節から34節による創作)

 

『あなたは?』
12年間もわずらっていた、この女の人がいやされたのは、何の力によってだと思いますか。
あなたは、神に祈ることで、病気が治ると信じられますか。
正解はありません。みんなで、正直な思いを話し合ってみましょう。

 

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