『敵のために祈りなさい』(チャペルアワーより)
2017.10.07 Saturday
『敵のために祈りなさい』
昔の人は「目には目を、歯には歯を」と言いました。ひどいことをされたら、やり返せということです。
しかしイエスは言いました。悪に歯向かってはなりません、あなたの敵を愛しなさい。
自分によくしてくれる人だけを愛することなら、泥棒や人殺しでさえもします。そんなことで、あなたに何の恵みがあるでしょう。
あなたを憎む人に、親切にしなさい。あなたの悪口を言う人の、幸せを祈りなさい。
あなたのほおを打つ者には、反対のほおを向けてやりなさい。
人の上着をとろうとする相手には、シャツも持たせてやりなさい。
相手が良い人であろうと、悪い人であろうと、求める者には誰にでも与えなさい。
わたしたちの神様は、良い人にも、悪い人にも、何の区別もなく、同じように太陽を昇らせ、雨を降らせて、恵みを与えてくださいます。だから、あなたもそうしなさい。
(新約聖書マタイ福音書5章38節から48節による創作)
『あなたは?』
自分にいやなことをする人に、笑顔で挨拶できますか。
イエスが教えたように、自分に嫌がらせをする人に、よくしてあげることはできるでしょうか。
できないとしたら、それはなぜでしょうか。
みんなで、率直な思いを話し合ってみましょう。