『子供たちを来させなさい』

2017.05.01 Monday

『子供たちを来させなさい』

 病気の人や、体の不自由な人、差別されている人たちと共に食事をし、神の希望を与える旅を続けるイエスのうわさは、ユダヤの各地に広まっていました。

 自分の子供にも、一目イエスの姿を見せ、イエスの話を聞かせて、幸せに育ってほしいと思う人たちもいました。

 その日も、イエスのいやしを求めて、たくさんの人が集まっていました。その中には、子供を連れた人たちもいました。

 しかし子供たちは、おとなしくしていることができません。イエスに近づこうとして走って来る子供たちを、イエスの弟子たちが「こらー」と、叱りつけました。

 その様子を見たイエスは、悲しそうな顔で、弟子たちに言いました。
「子供たちを来させなさい。じゃましてはいけません。神の国は、このように純真な子供たちのものだからです。

 心からあなたがたに言います。この子供たちのように、素直に神を求める者にならなければ、天国に入ることはできないでしょう」

 そう言ってイエスは、ふたたび子供たちの方を向くと、満面の笑顔で、一人一人の子を腕に抱き上げて、その子たちがすこやかに育つように、お祝いしたのでした。

(新約聖書マルコ福音書10章13節〜16節による創作)


『あなたは?』

大人より子供の方がすぐれているのは、どんなところだと思いますか?

昔を思い出して、今より子供の頃のほうがよかったと思うことには、どんなことがありますか?

みんなで話し合ってみましょう。

 

 

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