医師の育児支援へ改革を(読売新聞寄稿)

2018.08.28 Tuesday

医師の育児 支援へ改革を…介護福祉士 小坂 直樹 53(金沢市)

 東京医科大の一般入試をめぐる不正が発覚したが、出産や育児で休職する恐れがある女性医師が増えないようにしていたとの関係者の見解に驚いている。

 私の母は84歳の今も小児科の開業医として週5日診療を行っている。確かに、医師の息子としてさみしい子ども時代を過ごした。小学校の行事で、自分だけ母親が参加していないことも多かった。休日や食事中も呼び出しの電話が鳴り、家族だんらんの記憶はほとんどない。母も、私が1歳を過ぎてからは抱っこをした記憶があまりないという。

 それでも世間から、医者の息子は苦労知らずだとの偏見の言葉を浴び、深く傷ついた。子育てに男性も女性も関係ない時代だ。女性医師の家族も幸せな家庭生活を送れるよう、働き方改革が進むことを望む。

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