『もう一度生まれる』(チャペルアワーより)

2017.11.11 Saturday

『もう一度生まれる』
イエスは言いました。
「人はもう一度生まれなければ、天国を見ることができません」
それを聞いた人は、イエスを馬鹿にしたように言い返しました。
「年をとった者が、もう一度、母の体に入って生まれてくるなんて、できるはずありませんよ」
イエスは答えて言いました。
「母の体から生まれるのは、人の体です。
生まれ変わらなければならないのは、体ではなく魂です。

魂とは、目には見えない神の息吹です。

赤ちゃんは、神からフーッと息を吹き入れられて、オギャーッと命を得ます。
もう一度神の息吹を感じ、まっさらの魂に生まれ変わらなければ、人は神の国を見ることができないのです。
(新約聖書ヨハネ福音書3章1節〜10節による創作)

 

『あなたは?』
あなたの魂は、どこから来たと思いますか。

そして、どこへ行くと思いますか。
みんなで考えたことを、話し合ってみましょう。

岩の上に建てた家(チャペルアワーより)

2017.11.04 Saturday

 イエスは、このように言いました。
「神様、神様と、ただ毎日お参りをしている人すべてが、天国に行けるわけではありません。
神の教えを聞いて、それを行う人が天国に行けるのです。
分けへだてなく、どんな人とも仲良くし、お互いに大切にしなさいという、神の言葉を聞いて、実践する人は、岩の上に自分の家を建てる、かしこい人に似ています。
硬い岩の上に土台をすえた家は、台風が来ても、洪水が来ても、決して倒れることがありません。
わたしの言葉を聞いても、心でそう思うだけで実践しない人は、砂の上に家を建てる、愚かな人と同じです。
その家は台風が来たら、すぐに飛ばされてしまいます。洪水が来たら、一瞬で流されてしまいます。
あなたがたは、岩の上に家を建てる人になりなさい。
(新約聖書マタイ福音書7章21節〜27節による創作)

 

『あなたは?』
これから家を建てるとしたら、どんな場所にどんな家を建てたいですか。
その理由は何ですか。自由に夢を語り合ってみましょう。

今月の祈り『11月 支え合いの祈り』

2017.11.01 Wednesday

『支え合いの祈り』
神様。
あなたは、わたしたちが互いに、支え合って生きていくことを、望んでおられます。
わたしたちが、どんな人とも、共に安らかに生活できますように。
どうか、わたしたちに寛容な心を与え、
自分の好きでないことを、すぐに排除することのないように、
自分のことよりも、人のことを先に考えることができるようにさせてください。
わたしたちに、親切な心を与え、誰かが見ていても、いなくても、最善のことができますように。
あなたの愛によってお願いします。
(バークレーの祈りより)

人の目のおがくず(リビングデイサービス・チャペルアワーより)

2017.10.28 Saturday

『人の目のおがくず』
 人の間違いが気になって、しかたがない人がいます。ひまさえあれば、人の批判ばかりしています。だまっていることが、できません。
 それどころか、わざわざ、その人の前に行って、こんなふうに、言ってしまします。
「あなた、どうしていつも、そんなことばかりしているの?」
「あなた、こうしたほうがいいわよ」
「あなたのために、言ってあげてるのよ!」
 まわりのみんなが困っているのに、いっこうに気にしません。
 言ってあげるのが、いいことだと思いこんでいるようです。
 そんな人に、イエスは言いました。
「あなたが人を測るその物差しで、あなたも測られるのですよ。あなたは自分の目の中に、大きな材木が入っているのに気づかないで、どうして、人の目の中にある、小さなおがくずが気になるのですか?
人に「あなたの目の中の、おがくずを取ってあげる」と言う前に、まず、自分の目に入っている材木を取りのぞきなさい。そうすれば、ようやく人のこともよくわかるようになるでしょう。」
(新約聖書マタイ福音書7章1〜5節、ルカ福音書6章41〜42節による創作)

 

『あなたは?』
人のよくない行いは目につくのに、自分の悪いことには、自分では気づかないと思うことはありませんか。

自分が体験したことをもとに、みんなで話し合ってみましょう。

低くすれば高められる(チャペルアワーより)

2017.10.14 Saturday

『低くすれば高められる』
 宴会に招かれた客たちが、我こそはと上座に座ろうとする様子を見て、イエスは言いました。
 あなたが上座にすわったそのあとに、あなたよりも身分の高い人が、やってくるかもしれませんよ。
 そうしたらあなたは、
「申し訳ありませんが、この方に席を譲っていただけないでしょうか」
と主催者から言われて、大恥をかくことになります。
 人から招待を受けたら、自分から上座にすわらず、かえって末席にすわるほうがよいのです。
 そうすればあなたは、主催者から
「遠慮せずに、もっと上におすわりください」
と言われて、上座を勧められるでしょう。
 そしてあなたは、その場にいる人みんなから、謙虚な人だと思われて、あなたの評価は、さらに高まるのです。

 天の神様も、自分を低くするあなたを高いものとしてくださいます。
 誰でも、自分を高く見せようとする人は低くされ、へりくだる人が高められるのです。
(新約聖書ルカ福音書14章7〜11節をもとにした創作)

 

『あなたは?』
なじみの場所で、いつもすわるお気に入りの席はありますか。
その席が好きな理由は何ですか。その席を、人にゆずってあげることがはできますか。
ざっくばらんに、自分の気持ちを話しあってみましょう。

今月の祈り『10月 みちびきの祈り』

2017.10.01 Sunday

『みちびきの祈り』
神様、わたしたちが、正しい人でありますようにみちびいてください。
自分には優しく、人には厳しいことのないように。
自分のことは言い訳をし、人のことは非難することのないように。
人から受ける好意を、当たり前のことと思わないように。
毎日、人にどれだけ多くのことを要求し、

その反対に、人からどれだけ多くのことをしてもらっているかを、忘れないように。
自分が、人からしてもらいたいと思うことを、人にもすることができますように。
あなたの愛によって、お願いします。
(バークレーの祈りより)

金持ちとラザロ(チャペルアワーより)

2017.09.30 Saturday

『金持ちとラザロ』

イエスは、こんなたとえ話をしました。
ある金持ちがいました。紫色の高級服を着て、毎日を楽しく過ごしていました。
その金持ちの屋敷の前に、ラザロというホームレスの男がいました。ごちそうの残りをもらえないかと思い寝起きしていましたが、やって来たのは、ひどい皮膚病のラザロの傷をなめる犬だけでした。
ラザロは道端で死んで、天使が天国へ連れていきました。
その後金持ちも死んで、立派な葬式が行われたあと、ふと気づくと地獄の火の中にいました。
金持ちが遠く天国を見上げると、ご先祖様の懐に抱かれたラザロがいました。驚いた金持ちは大声を上げて言いました。
「ご先祖様、ラザロに水を持たせて、わたしに届けてください。炎の中で焼け死にそうです」
ご先祖様は言いました。
「金持ちよ、思い出してみなさい。お前は生きている間に、いい思いばかりをした。しかし、ラザロは悪い思いばかりをしてきたのだ。だから、ラザロは今こうやって慰められ、お前は苦しまなければならない」

(新約聖書ルカ福音書16章19節から26節による創作)

 

『あなたは?』
天国と地獄は、どんなところだと思いますか。
どうやったら、天国へ行けるでしょうか。
地獄へ行くのは、どんな人でしょうか。
みんなで、思いついたことを話し合ってみましょう。

 

 

良い木は良い実を結ぶ(チャペルアワーより)

2017.09.09 Saturday

『良い木は良い実を結ぶ』
イエスは、よく繁った木に実る、ブドウやイチジクの実が大好きでした。そして、このように言いました。
「良い木が良い実を結ぶのです。決して、悪い木が良い実を結ぶことはありません」
そう言って、よく伸びた枝に実るブドウの実を手に取り、弟子たちに分け与えて言いました。
「この美しく、大きなブドウの実を手に取ってみなさい。味わってごらんなさい。とても、甘くておいしいでしょう。
そして、その木を見てみなさい。
神が与えてくださった、日の光をいっぱいに浴びて、雨から十分な水分を得て、すくすくと育っています。
このように良い木が良い実を結ぶのです。
その実を見て、味わってみれば、その木が良い物かどうかがわかります。
あなたがたにも、同じことがいえます。
良い人は、良い心の中から、良い物をもたらし、悪い人は、悪い心の中から、悪い物をもたらします。
その人の心から満ちあふれたものが、その人の口から語られるのです。
(新約聖書マタイ福音書7章15〜20節、ルカ福音書6章43〜45節による創作)

 

『あなたは?』

果物の木が良い実をつけるためには、何をしたら良いと思いますか?

自分の良い心を育てるには、何をしたら良いでしょうか?

みんなで話し合ってみましょう。

すりきれない財布(チャペルアワーより)

2017.08.26 Saturday

『すり切れない財布』
昔、金持ちの男がいました。ある年のこと、その男の畑が大豊作になり、しまっておく場所がないほど、たくさんの作物がとれました。
それで男は、大笑いしてこう言いました。
「今もっている倉をこわして、もっと大きな倉を建てよう。そこに、食料と財産をしまいこんで、これから何年も遊んで暮らすんだ。ワッハッハ!」
そんな男に、イエスは言いました。

「いくら地上に財産をため込んでも、今夜あなたが死んでしまったら、その財産は、いったい誰のものになるのですか?
しかも、地上の倉には、虫がくったり、さびついたり、泥棒が忍び込んで、盗んでいったりします。
財産を天国にためなさい。そこでは虫が食うことも、さびつくこともなく、泥棒に盗まれる心配もないのです。
余分な持ち物とお金を、困っている人に分け与えなさい。そうすれば、天国のすり切れることのない財布に、尽きることのない財産を積むことになるのですよ。
あなたの財産のあるところに、あなたの心もあるのです。この世ではなく、天国に財産をためなさい。」
(新約聖書マタイ福音書6章19節〜21節による創作)

 

『あなたは?』
今、お金をもらうか、天国でごほうびをもらうか、どちらかを選べるとしたらどちらを選びますか?

難しく考えずに、思ったことを、素直に話し合ってみましょう。

『母の願い』(チャペルアワーより)

2017.07.30 Sunday

『母の願い』(チャペルアワーより)
イエスと弟子たちは、病気の人や、貧しい人たちの、ひとりひとりにパンを届け、共にわかちあい、神の希望を伝える旅を続けていました。そしてその評判は、しだいに国じゅうに広がっていきました。
「イエスこそが、将来のユダヤの国の王様だ」と言う人も、日に日に増えてきました。
そんなある日、イエスの弟子ヤコブとヨハネの兄弟の母親が、イエスのところにやって来てお願いをしました。
「先生が将来、ユダヤの王様になられたら、わたしの二人の息子たちを、一番と二番の大臣にしてください」
この話を聞いていた、ほかの弟子たちは、みんな腹を立てて、大騒ぎになりました。
イエスは、弟子たちを集めて言いました。
「今、ローマ人がわたしたちユダヤ人の上にたち、いばり散らしています。
しかし、あなたがたの間では、そうであってはなりません。

えらくなりたい人は、へりくだって、皆に仕える人になりなさい。
一番上に立ちたい人は、皆のしもべになりなさい。
わたしは、王様になるために、生まれてきたのではありません。

すべての人を大切に愛し、すべての人に仕えるために、この世にきたのです」
(新約聖書マタイ福音書20章20節〜28節による創作)

 

『あなたは?』

自分の子や孫には出世して、えらい人になってほしいと思いますか。

ほんとうの意味でえらくなるとは、どんなことでしょうか。

それぞれが思うことを、みんなで自由に話し合ってみましょう。